
「やりたいことはあるけど、自分にできる気がしない...」
そんな言葉が、気づけば口癖のように出てきて、
挑戦すること自体を無意識にあきらめていませんか?
でも 心のどこかでは、
「このままじゃ嫌だ」「本当は変わりたい」
そんな思いがくすぶっている。
にもかかわらず、
動けない・進めない・変われない...
今の状況が嫌すぎて、不満が募る...悩みが尽きない...。
そんなモヤモヤの正体は、脳の仕組みが大きく関わっています。
今回は、夢や目標を叶えるうえで欠かせない、
“モヤモヤ”を突破するカギとなる、脳の「RAS機能」についてお話しします。
脳には「自動検索機能」がある
人間の脳には、RAS(網様体賦活系)という仕組みがあります。
これは、
「自分にとって重要だ!」と認識した情報を、
自動的にピックアップするフィルターのような働きをします。
たとえば、赤い車を買おうと決めた途端に、街でやたら赤い車ばかりが目に入るようになる。
これは、赤い車を「重要なもの」として脳が認識したから
RASがその情報を優先的に拾っているのです。
この仕組みは、「日々の意思決定」や「習慣化」、「夢の実現」にも大きく関わっています。
夢を描くと 脳が“勝手に”探し始める
これと同じことが、人生にも起こります。
あなたが
「こんな生き方がしたい」「これを叶えたい」
と 明確に“ゴール”を描いた瞬間、
脳はその目標に関連する「情報」や「人」、「チャンス」を探し始めます。
つまり、ゴールを決めることで、脳に“探していい情報”の指示が出るのです。
そして、今まで見えていなかった選択肢や可能性が、ふと目に入ってくるようになる。
これはスピリチュアルな話ではなく、
“脳が選択的に現実を拾い始める”という科学的な反応なのです。
まずは「ゴールを決める!」:方法はあとから
最初から完璧な方法が分かっている必要はありません。
夢が大きすぎても、抽象的でもぜんぜん問題ありません。
大切なのは、まず「これを叶えたい!」と、自分自身に宣言すること。
それが、脳に“検索キーワード”を渡すことにつながります。
たとえば何か調べたいことがあったとき、あなたならどうしてますか?
きっとGoogleで検索したり、AIに質問したりしていますよね。
脳もそれと同じです。
「これを叶えたい!」と決めることで、無意識がその答えを探し始めるのです。
「この仕事向いてるのかな?」
「もっと自由な生き方ってないかな?」
そんな“問い”を持つことが、脳を動かすトリガー(スイッチ)になります。
夢は大きく、スタートは小さく!がいい
夢は、大きく持っていい。
でも、スタートは小さい方がいい。
※「スタートは小さい方がいい」理由については、過去の記事でくわしく解説しています。
(気になる方は、あわせて読んでみてくださいね!)
夢を描いても、いきなり大きな一歩を踏み出す必要はありません。
まずは脳に、「夢」というキーワードを渡すことから。
たったそれだけでも、あなたの視界と行動は変わっていきますよ。
まとめ:脳に“夢の検索”を任せよう
あなたの脳も、あなたの未来も、ちゃんと“検索待ち”の状態に!
まずは、「こうなりたい」と言葉にしてみること。
未来を動かす準備はすでに整っています。
あなたの中の検索窓に、最初のキーワードを打ち込んでみてくださいね!
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