夢を描いても行動できないのはなぜ?|変化を恐れる脳のしくみ

  
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夢を描いても行動できないのはなぜ?|変化を恐れる脳のしくみ

こうなりたい!

人生を変えたい!

いつか叶えたい夢がある!

 

そう思っているのに、なぜか動けない...踏み出せない...。

 

夢や理想を思い描いたその瞬間はワクワクしていたのに、いざ動こうとすると、なぜか足がすくんでしまう...。

そんな経験はありませんか?

 

もし「意志が弱いから」と自分を責めていたのなら、それはちょっと違うかもしれませんよ。

実はそのブレーキ、“脳のしくみ”が関係しているのです。

 

私は、行動しようとすると不安になってしまう過去のネガティブな感情をリリースして、
その感情に引きずられない人生を実現するサポートを専門にしていますが、

 

その中で見えてくるのは、
「感情」と「脳」は切り離して考えられるものではない、ということ。

 

「脳の働き」と「心の状態」は深くつながっていて、
どちらか一方だけを整えても、本当の意味で前に進むのは難しいのです。

 

今回は、夢を描いたのに行動できない理由を、“脳のしくみ”という視点からわかりやすく紐解いていきますね。

 

脳は“変化を避けたがる”ようにできている

人間の脳には「ホメオスタシス(恒常性)」という働きがあります。

 

これは、心身の状態を“いつも通り”に保とうとする生存本能のようなもの。

つまり、脳にとっての安全=「今のままの状態」

 

たとえ現状に不満があっても、慣れ親しんだパターンから離れることに脳は警戒心を抱くのです。

 

夢を描くと、ワクワクと同時にブレーキがかかるのは、
この“脳の安全装置”が働いている証拠なんですよ。

 

行動を止める「思考のクセ」と「過去の記憶」

脳は、過去に経験した失敗や 傷ついた体験も“記憶”として保存しています。

 

ですから、

挑戦したけどうまくいかなかった

否定された

恥をかいた

 

そんな経験があると、「また傷つくかも」「失敗したら怖い」と、無意識に行動を止めるよう働きかけてきます。

脳にとっては、“過去の痛み”も立派な危険信号なのです。

 

ここでもう一つカギになるのが、「感情のリリース(手放し)」。

実際、より深く“体感”として残るのは、出来事そのものよりも ”そのときの感情” だと言われています。

 

「脳の記憶」と「感情記憶」は、本来別の領域で処理されており、特に強い感情体験は、扁桃体によって“危険信号”として記録され続ける傾向があるのです。

(このしくみについては、次回くわしく掘り下げますね)

 

過去にとどまったままの感情を手放すことで、脳と心のストッパーがゆるみ、動きやすくなっていきます

 

 

夢を叶える人がやっている“脳の安心ゾーン”の育て方

脳は、小さな成功体験を通して「変化=安全」と認識するようになります。

 

たとえば、

・小さなタスクをこなす

・ほんの少し新しいことをやってみる

・小さな「できた!」を重ねる

 

これらの積み重ねが、脳にとっての“安心ゾーン”を少しずつ広げていくのです。

 

夢を叶える人たちは、この「脳の安心ゾーン」を意識的に育てている人たちでもあるんです。

 

怖くても進める脳にしていこう

変化を恐れるのは、生き物として とても自然なこと。
でも、それを理由に動かないまま何年も過ごしてしまうのは、あなたの本音ではないはずです。

 

大事なのは、“いきなり大きく動こうとしないこと”。

むしろ、

 

“小さな一歩”の方が脳にとっては最強の変化スイッチ

 

「夢や目標があるのに動けない」のは、あなたが弱いのではなく、脳が“守ってくれている”だけ。

これからは、その脳と少しずつ“協力関係”を築いていくのが、夢を叶えるコツですよ!

 

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michiko

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「こんな人生は嫌だ」「人生変えたい!」そう願いながらもなかなか人生を変えることができない人に、我慢をしない自分らしい人生を歩んで欲しい!その人生を精神面から支え変えていく「リスタートコーチmichiko」です。あなたが望む人生を今日からリスタートしていきましょう。

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