
「なんでまた断れなかったんだろう…」
頼まれたらNOと言えず、あとでひとり反省会。
そんな毎日が続いていませんか?
嫌われたくない
波風を立てたくない
相手をがっかりさせたくない…
いい人って思われたいわけじゃない。
ただ、自分の気持ちを言うのが怖くて不安。
この記事では、そんなあなたが「NOが言えない」から少しずつ抜け出し、自己犠牲の連鎖を断ち切るヒントを3つに絞ってお伝えします。
NOが言えないのはやさしさの裏返し
あなたが「NO」と言えないのは、単に気が弱いからでも、優柔不断だからでもありません。
それは、やさしさの表れ。
でもそのやさしさが、「自分を犠牲にすること」で成り立っているとしたら、あなた自身をすり減らしてしまいます。
たとえば、頼まれても本当は無理していること。
疲れているのに引き受けてしまうこと。
そのたびに、「自分の気持ちを置き去りにした」という感覚がありませんか?
なぜNOが言えないのか? 「断れない」の根本にあるもの
NOが言えない人の多くは、こんな思い込みを持っています。
・嫌われたらどうしよう
・わがままだと思われたくない
・断ったら関係が壊れるかもしれない
など
「相手の期待」にばかり意識が向いて、自分の本音はどんどん後回しになっていく...。
「断れない」のではなく、
“断らないほうが安心できる”という、過去の経験に基づく無意識の選択なんです。
NOが言えないままでいると どうなるのか?
NOが言えない日々は、次のようなストレスを生みやすくなります。
- 自分の予定や感情を犠牲にしてしまう
- 本音を押し殺すことで、内側にモヤモヤが溜まる
- 「また断れなかった…」と自己嫌悪になる
気づけば、人間関係そのものが“重荷”になっていきますよね。
そんな悪循環から抜け出すには、
小さなところから「自分を大切にする練習」を始めることが大切です。
NOが言えない毎日から抜け出す3つのヒント!
ヒント1:「少し考えてもいい?」とワンクッション置く
いきなりNOを言うのが難しいなら、まずはその場で即答しない練習から。
「少し考えてもいい?」
「あとで返事してもいい?」
このワンクッションが、感情と思考を整理する“隙間”になります。
自分の気持ちを置いてけぼりにせず、確認する余白を持とう!
ヒント2:「本当はどうしたいか?」自分に聞く
誰かに合わせる前に、自分に問いかけてみてください!
無理してない?
疲れてない?
引き受けたあと後悔しない?
この問いが、自分の気持ちを取り戻すきっかけになりますよ!
ヒント3:小さな本音にも〇をつける
完璧に断ることだけが「NO」じゃありません。
- ちょっとモヤッとした
- 無理したくないと思った
- 言えなかったけど、言いたい気持ちはあった
自分の中のこういう小さな本音に気づいたら、
「よく気づいたね」と気づいた自分に〇をつけてあげてください。
それが、自分の気持ちとつながる第一歩です。
NOは「自己中」ではなく”自分を大切にする選択”
「NO」を言うことは、誰かを傷つけることではなく、あなたがあなたを大切にするための大事な選択肢のひとつ。
「わたしはこう思う」
「それは今回は難しいな」
そうやって、少しずつでも“自分の声”に正直になっていけたら、
人に振り回されない、自分らしい選択ができるようになりますよ。
誰かの期待に応えるより、まずは自分の本音とつながること。
その一歩が、“振り回されない人生”への切り替えスイッチになります。
あなたが、あなたの本音にYESを出せるようになりますように。
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