
我慢がクセになると心が鈍くなる
リスタートコーチのmichikoです。
「自分さえ我慢すれば…」
そう思って、人間関係や日常の小さな摩擦をやり過ごしてきた人は
多いのではないでしょうか。
トラブルも避けられるし、場の空気も壊さずに済む。
でもふと立ち止まったときに、こんな感覚が顔を出すことはありませんか?
・なんとなくモヤモヤする
・人に合わせるのが当たり前になっていて、しんどい
・言いたいことがあるのに、言葉にするのがもう面倒
それは、
「自分を置き去りにしたまま、毎日を送っているよ」
という自分の内側からの小さなサインかもしれません。
「自分さえ我慢すれば」と思って、
空気を読んで
相手に合わせて
波風を立てないように…
気づけば、それが “いつもの自分” になっていた。
表面上は何事もなく日々が流れていくのに、
心の奥では
「言ってもどうせ伝わらない」
「わざわざ言うほどのことでもない」
そんな感覚がじわじわと根を張っていく。
・我慢したほうが楽
・言わずに済むならその方がマシ
・伝えることより、飲み込むことが習慣になっている
ですがそれを繰り返しているうちに、
“自分の気持ち” や “望み” がどこにあるのか、
本当にわからなくなってしまいます。
(まさにこれは過去の私のこと)
だから今、自分の内側にある感覚をキャッチする力を取り戻していくこと。
それが、人生をリスタートするための大切な土台になります。
今回は、そんな「我慢グセ」から抜け出して、
“自分の人生” を取り戻すための3つのヒントをお届けします!
心地よさのセンサーを取り戻そう!
ヒント1)「快か不快か」で感じるクセをつける
我慢グセがある人ほど、
「なにが正しいか」「相手にどう思われるか」でものごとを判断してしまいがち。
でもその前に大切なのは、“自分はどう感じているか?” に気づくことです。
いきなり本音がハッキリわからなくてもいいんです。
まずは、「なんかイヤだな」「ちょっと心がザワつくな」といった、
微細な感覚をキャッチするところから。
それが、
自分の “心地よさのセンサー” を取り戻す最初の一歩になりますよ!
ヒント2)「これくらい我慢しなきゃ」を手放してみる
「ちょっと疲れてるけど…断るのが怖い」
「この人には強く言えないから、私が折れたほうが早い」
そんな風に、
つい “自分さえ我慢すればうまくいく” と思ってしまってませんか?
これは家族間、特に子供のころの親や先生との関係でもよくありがちなこと。
ですが、その積み重ねは、自分のエネルギーを削っていきます。
まずは小さな「NO」を出すことを、自分に許可することから始めてみてください。
・今日は誘いを断ってゆっくりする
・返信をすぐに返さなくてもいいって自分に言う
・話を聞きたくないときは、そっと距離をとる
NOを感じる=わがまま
ではなく、
NOを感じる=自分を大切にする
ことなんですよ。
ヒント3)「本音=ワガママ」という思いを脱ぎ捨てる
本音は、相手を傷つけるためのものではなく、
・自分がどうしたいのか
・どこまでが心地よくて、どこからが無理なのか
を伝えるためのものです。
それは、ただのワガママや感情の垂れ流しではありません。
むしろ、自分と相手のあいだに “健やかな境界線” をつくる言葉でもあるんですよ。
本音は、言えば関係が壊れるどころか、
「ここまではOK」
「これはやめておきたい」
と伝えることで、お互いに無理のない距離感が育っていきます。
まとめ
我慢をやめることは、わがままではありません。
むしろそれは、
「自分の人生に責任を持つ」という、力強い選択です。
人に合わせることは悪くないけれど、
“自分の声を聞かない” ことが習慣になってしまうと、
人生はどこか他人事になってしまいます。
本音をキャッチできる感度が戻れば、人生の選択肢は必ず増えていきます。
「自分は、今どう感じてる?」
その問いかけが、人生の舵を自分に取り戻す始まりになりますよ!
応援しています!!
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