“我慢ばかりの人生”を選んでしまう人に共通する5つの思い込み

  
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“我慢ばかりの人生”を選んでしまう人に共通する5つの思い込み

我慢を選んでしまう理由は 無意識に身についた“自分を守る術”

「どうして私は、こんなに我慢してばかりなんだろう?」

 

ふとした瞬間に、そんな疑問が浮かんだことはありませんか?

 

人間関係では気を遣いすぎて
言いたいことを飲み込んで
NOが言えずに、いつも自分が折れる側になる...。

 

そんな自分に嫌気がさしたり、情けなさを感じたりすることもあるかもしれません。

でも、そんなふうに我慢してしまう自分を、

「ダメだな」「弱いな」って責めていませんか?

 

けれど実は、その行動の奥には

幼い頃からあなたが身につけてきた“生き延びるための知恵”があるんです。

 

・空気を読むのが当たり前
・迷惑をかけてはいけない
・本音を出したら嫌われるかも

 

そんな無意識の思い込みは、決して今のあなたが選んだものではなく、
子どもの頃からの体験や環境の中で、自然と身についてきた“生き方”そのもの。

 

でも今、その思い込みが自分をしんどくしていると感じるなら...

そろそろ、その“前提”を見直すタイミングなのかも。

 

今回は、我慢ばかりの人生を選んでしまう人に共通する、【5つの思い込み】を紐といていきます。

 

「そういえば、自分もそうだったかも」

そんな気づきが、あなたの生き方を少しずつ軽くしてくれるかもしれませんよ!

 

思い込み①|いい子でいなきゃ

「いい子にしてなさい」

そんな言葉を聞いて育った記憶はありませんか?

 

叱られないように、嫌われないように...。

 

家族や先生の顔色をうかがいながら、
「どう振る舞えば怒られずにすむか?」を、子どもなりに身につけてきた。

その結果、「空気を読むこと」と「自分の気持ちを抑えること」がセットになってしまった。

 

誰かの期待に応えることが正解で、それ以外の自分は“場を乱す存在”になってしまうような気がしていた。

気づけば、何か頼まれても「嫌だ」が出てこない。
誰かが不機嫌になると、反射的に「私のせいかも」と感じてしまう…。

 

でも、それはあなただけの弱さじゃなくて、“いい子”でいなければ守れなかったものがあったから。
その選択は、「生きるための知恵」だったのではないでしょうか?

 

けれど今、その知恵が“我慢のクセ”になってあなたを苦しめているなら、
それはもう、「合わせなくていいよ」という自分の本心からのメッセージかもしれません。

 

自分に許可を出すと 我慢の人生が変わり始める

「いい子でいなきゃ」とがんばってきた自分の、そのがんばりを否定したり責めたりしなくていいんです。

 

まずは「そうするしかなかったんだよね」と、その背景を自分で理解すること。

それが、“自分に許可を出す”ということの第一歩になります。

 

たとえば、

・あのとき本当は言いたいことがあったのに、言えなかった
・本当は断りたかったのに、無理して引き受けた

そんな出来事を、ただ思い出してみてください。

そして、そのときの自分に、こう声をかけてみるんです。

 

「よくやってたよね」
「本当は怖かったんだよね」
「それしかできなかったのも、無理ないよ」

 

自分の過去の選択を、
「しょうがなかった」と“認めてあげること”が、あなた自身を苦しさから自由にしていく一歩になります。

 

許すって、誰かに許されることじゃなく、まずは自分が自分の味方になってあげることなんです。

“がんばるしかなかった自分”を理解してあげられると、
そこから少しずつ、本音を大事にする生き方に変わっていけるようになりますよ。

 

思い込み②|迷惑をかけてはいけない

「迷惑をかけてはいけない」

そう思って、助けを求める言葉を何度も飲み込んできたのではないでしょうか?

 

子どもの頃、誰かに甘えたり頼ったときに、
「自分でやりなさい」
「そんなこと言われても困る」

そんな反応を受けた経験があったなら、
無意識のうちに「頼る=迷惑をかけること」と刷り込まれてしまっても不思議ではありません。

 

本当は、誰だって頼ってよかったし、甘えてよかった。
けれど、幼いあなたは「そうすると拒絶される」と学び、「自分でなんとかしなきゃ」が当たり前になっていった。

 

それが今、大人になったあなたの中で、
・弱音を吐くくらいなら我慢しよう
・お願いするより、一人でがんばった方が楽

という形で続いているのかもしれません。

 

でももし、頼りたいのに頼れない...
我慢しているのに気づいてもらえない...

そんなつらさを感じているなら、
その思い込みは、もう役目を終えつつあるのかもしれません。

 

「迷惑をかける=悪いこと」

これは本当にそうでしょうか?

もしかしたら、ただの一度も「頼っていい」と教えてもらえなかっただけなのでは?

 

今のあなたは、もうその前提を選び直すことができるんです。

 

思い込み③|感情を出すと「めんどくさい人」になる

怒ったときに、「そんな顔しないの」
泣いたときに、「泣いたってしょうがないでしょ」

 

もし、あなたがそんなふうに育ってきたなら、
「感情を出す=めんどう」「感情を出す=扱いづらい」と刷り込まれてしまうのも当然です。

 

そうして次第に、感情を表に出すよりも「笑ってやりすごす」ことを選ぶようになる。

でもそれは、表面を取り繕いながら、“本当の自分”を奥深くに押し込めていくということでもあります。

 

感情を抑えるたびに、
言いたいことも、伝えたい気持ちも、どんどん我慢するのが当たり前になっていく。

 

我慢の正体は、ときに「感じてはいけない」「表現してはいけない」という無意識の禁止令。

でも、本当はどんな気持ちもあっていいんです。

自然と沸き起こる感情を許すことは、自分を取り戻す第一歩になります。

 

思い込み④|どうせ私なんか…

わたしなんかに言う資格ない...
どうせ聞いてもらえない...

そう思って、自分の声を引っ込めた経験はありませんか?

 

もしかしたら小さな頃、自分の意見を否定されたり、何かに挑戦しても笑われたり…
そんな体験の積み重ねが、「出る杭にならない方が安全」という戦略に無意識につながっていったのかもしれません。

 

その結果、自分の本音や希望を引っ込めることが、当たり前になっていく。
「言わない」「やらない」「我慢する」が、“正しい生き方”になってしまうのです。

 

でも本当は、「どうせ無理」って決めつける前に、

「私はどうしたいんだろう?」って、自分に聞いてみてもよかった。

 

そうやって少しずつ、自分の本音を拾い上げていくことで、本心からの言葉や想いを引っ込めるクセもゆっくりほどけていくんです。

 

思い込み⑤|本音を出したら嫌われる

「こんなこと言ったら嫌われるかも」

そう思って、本当の気持ちを飲み込んだこと、ありませんか?

 

小さい頃から、

・空気を読みなさい

・そんな言い方はやめなさい

 

と言われ続けてきたとしたら、“本音を言うこと=場を乱すこと”という前提が、自然と身についてしまうのも無理はありません。

 

その結果、「本音はトラブルのもと」だと信じて、相手を優先し、自分の気持ちは奥へ奥へと押し込める...。

これが、対人関係での“我慢”のパターンです。

 

でも、その“気遣い”が自分をすり減らしているのなら、

そろそろ自分の本音を「なかったこと」にせず、ちゃんと向き合ってみてもいいのかもしれませんよ。

 

思い込みは“生きるための知恵”だった

この5つの思い込みは、まだ幼かったあなたが
「愛されたい」「見捨てられたくない」「ちゃんとしなきゃ」

そんな想いの中で、一生懸命に身につけてきた“生きる知恵”でした。

 

その選択は、当時のあなたにとって必要だったのです。
でももし今、その知恵が「我慢」という形であなたの自由を奪っているなら、
そろそろ見直すタイミングなのかもしれません。

 

思い込みに気づくこと。

それは、自分を責めることではなく、
「もう、あの頃と同じやり方じゃなくていいよ」と、やさしく手放していく第一歩なのです。

 

セルフワーク

最近あなたが、
「これ、本当は違うよな…」

と感じながらも飲み込んだ場面を思い出してみてください。

ノートに書き出すだけでも、
“我慢が当たり前”になっていた思考に、小さな風穴が開いていきますよ。

我慢しない生き方をはじめよう!

“自分を大切にする”

というのは、誰かを否定したり、わがままにふるまうことではありません。

 

ただ、

自分の気持ちを置き去りにしないこと。

それだけで、人生の選択肢は少しずつ広がっていきます。

今からでも遅くはありません。

ほんとうの気持ちに気づくことから、人生をもう一度やり直すことができますよ!

 

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「こんな人生は嫌だ」「人生変えたい!」そう願いながらもなかなか人生を変えることができない人に、我慢をしない自分らしい人生を歩んで欲しい!その人生を精神面から支え変えていく「リスタートコーチmichiko」です。あなたが望む人生を今日からリスタートしていきましょう。

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