
今日は、読者さんからのご質問にお応えしていきます!
こんなご質問をいただきました。
【Q1】 人に気を遣いすぎてしまうのですが、
自分の気持ちも大事にするにはどうしたらいいですか?
【Q2】 苦手なものを前向きに捉えられるようになるには、どうしたらいいですか?
どちらも、人生を変えたいと思っている多くの方が抱える悩みです。
「今の自分のままで、どうすればいい?」
「変わりたいけど、どうすれば…?」
こんな風に考えるのは、ごく自然なこと。
ですが、そもそも「本当の意味での変化」とは何でしょうか?
一緒に考えていきましょう!
Q1. 人に気を遣いすぎてしまいます…
けれど、自分の気持ちも大事にしたい
この質問の “ 前提 ” には、
「人に気を遣うことは変えられない」という思い込みが根付いていそうです。
・空気を読みすぎて、言いたいことを飲み込んでしまう
・「嫌われたくない」「波風を立てたくない」と、つい相手を優先してしまう
・本当は無理をしているのに、「大丈夫」と笑ってしまう
実際に このような方は多いと思います。
ですが、ここで気がづいておきたいことがあります。
「気を遣いすぎること」が、あなたのエネルギーを奪っている可能性はありませんか?
本当に大切なのは、
「気を遣うかどうか」ではなく、
「あなた自身がどんな自分でいたいのか?」です。
私自身もかつては、「人に気を遣うのが当たり前」と思っていました。
なんなら、それが大人としてのマナーだとさえ思っていました。
(もちろん、周りへの心遣いは大切ですよ)
でもその結果どうなったかというと、
いつも周りのことばかりを気にして、自分の気持ちを後回しにする人生でした。
変わりたいのに変われない…
それどころか、我慢を続けるうちに、「なんで私ばっかり…」と不満を募らせることも。
これが溜まりに溜まってくると、ある日 突然ガマンの臨界点がきて爆発したり、無償に悲しくて涙が止まらなくなったりということが起きていました。
でも、あるとき気づいたんです。
「自分を大事にしないで、どうして人を大事にできるの?」と。
ですからまずは、
「どうすれば気を遣わずに、心地よくいられるか?」
を考えてみることが大切です。
たとえば、
・一度「NO」と言ってみる
・「私の気持ちはどう?」と自分に問いかけてみる
・相手の期待ではなく、「自分がどうしたいか?」を優先してみる
こうした “ 小さな変化 ” から、自分自身を大切にする感覚が芽生えていきます。
Q2. 苦手なものを前向きに捉えたい
この問いの裏側にも、ある思い込みが隠れているかもしれませんね。
「苦手なことでも、向き合わなければならない」
「苦手なことを乗り越えないと、成長できない」
ですが、そもそも 「苦手なことは克服すべき」なのでしょうか?
たとえば、
・社交的になるのが苦手な人が、無理に人付き合いを増やす必要はある?
・運動が苦手な人が、スポーツをがんばらないといけない?
・完璧を求めてしまう人が、「適当」を目指さなければならない?
本当に大切なのは、
「苦手を乗り越えること」ではなく、「自分にとって大切なものを選ぶこと」
苦手なことを「前向きに捉える」よりも、
「そもそも、それって本当に向き合うべきものなの?」
と考えてみてもいいのではないでしょうか?
もし、その苦手なものが 「本当に必要なもの」ではないなら、手放す勇気を持ってもいいんです。
無理に克服することだけが、成長じゃない。
「それは本当に必要なの?」と問いかけるだけで、人生はもっとシンプルになりますよ。
思い込みを手放した先にあるもの
思い込みや前提って、自分ではなかなか気づくことができません。
なぜなら、自分にとっては「当たり前」すぎて見えないことがほとんどだからです。
ですが、もし
・「人に気を遣いすぎる」のが当たり前じゃないとしたら?
・「苦手なものは克服すべき」という前提がなくなったら?
あなたの生き方は、もっとラクに、自由になると思いませんか!
「こうしなきゃ」
と思い込んでいたものを手放すことで、本当に大切にしたいものが見えてきます。
そして、それこそが “人生を変える第一歩” です。
あなたは、今どんな「当たり前」を持っていますか?
もし今まで当たり前だと思っていたことに、少しでもモヤっとする瞬間があったなら、その思い込みを、そっと見つめ直してみる良い機会かもしれませんね。
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