決断できないのはなぜ?心の奥に潜む9つの壁をチェック!

  
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決断できないのはなぜ?心の奥に潜む9つの壁をチェック!

人生このままでいいのかな…

「人生このままでいいのかな…」

そんなふうに、ふと心に引っかかる感覚ってありませんか?

 

人生を変えたい気持ちはあるのに、今日もまた同じ場所で立ち止まってしまう。

 

「このまま何も変わらなかったらどうしよう」
と焦る気持ちがあるのに、なぜか動けない...。

 

周りはどんどん前に進んでいるように見えるのに、自分だけが取り残されているような気がして、どこか不安になる...。

 

そう感じている人は、決してあなただけではありません。
実は、「変わりたいのに動けない」と感じている人の多くが、同じところでつまずいています。

 

その理由は、あなたが「優柔不断だから」でも「意志が弱いから」でもありません。

心の奥にある“見えない壁”が、あなたをそっと止めているからなんです。

 

この壁は、あなたが悪いわけでも、努力が足りないわけでもなく、
むしろこれまでずっとがんばってきた証として、無意識のうちに心の中に築かれたもの。

 

まずはその壁に気づくことが、「変われないループ」から抜け出すための第一歩になります。

 

今回は、その9つの心理的な壁を丁寧に見ていきます。
もしかすると、今のあなたを止めているのは、その中のひとつかもしれません。

 

自分に当てはまるものが見つかったら、それは決して“ダメなところ”ではなく、これまでがんばってきたあなたを守ってきた証です。

そして今、その壁に気づいた瞬間が、変化のスタートラインですよ。

 

1)「自分には価値がない」が根っこにある

「どうせ自分なんて…」

と、どこかで思っていませんか?

 

過去の失敗や、人との比較、親からの言葉などがきっかけで、自分の価値を信じられなくなってしまっているのかもしれません。

 

そんなふうに自己価値が低いままだと、そもそも「自分には決断する資格すらない」と感じてしまい、自分にブレーキをかけて前に進めなくなります。

 

《行動のヒント》

誰かの基準ではなく、過去の自分と比べてみよう。

「これまでで一番がんばった瞬間」や「自分を少し好きになれた出来事」を思い出すことが、自分の価値を再確認するきっかけになります。

 

2)周りの反応が気になって決められない

「これをやったら、どう思われるかな」
「変だと思われないかな、嫌われたらどうしよう」

 

そんなふうに、周りの反応が気になって、自分の気持ちを後回しにしてしまうことはありませんか?

 

本当はやってみたいことがあるのに、誰かの言葉や表情が気になって、つい立ち止まってしまう。
気づけば、「自分の気持ち」より「周りの評価」が優先になっている。

 

実は、これは多くの方が抱えている問題です。

ですがそれは、あなたの性格のせいではありません。
これまでの人間関係や環境の中で、「人に合わせてきた」ことが当たり前になっていただけ。

 

まずは他人の目線を手放して、「私はどうしたい?」と自分に問いかける時間をつくってみてください。

 

《行動のヒント》

誰にも見せなくていいので、今の自分が

「本当はこうしたい」
と思っていることを、思いつくままに書き出してみましょう。

 

評価や正しさではなく、“自分の本当の気持ちに戻ること”が、変化のはじまりになりますよ。

 

3)感情を押し込めて爆発寸前

悲しい、苦しい、悔しい。
そんな気持ちを「感じてはいけないもの」として、心の奥に押し込めていませんか?

 

日々の生活の中で、我慢して、無かったことにして笑ってやり過ごす。
その積み重ねは、いつしか心の中に重たい荷物をつくっていきます。

 

一見、平気そうに見えても、本当はギリギリのところで踏ん張っている。
そんな状態が続いている方は、とても多いのです。

 

でも、感情は“出せなかった”から残っているだけ。
感情を出すと自分が弱くなるのではなく、むしろ本来の自分の力を取り戻せるものです。

 

《行動のヒント》

ひとりになれる場所で、今感じていることをそのまま出してみてください。
書く・泣く・声に出す、方法はなんでも大丈夫です。

「感じること」を自分に許すだけで、心にかかっていたブレーキが、少しずつゆるんでいくのを感じられるようになりますよ。

 

4)「私が悪い運命の犠牲者」と思い込む

「どうせ私なんて、うまくいかない」
「周りがこうだから、仕方ない」

 

そう思ってしまうのは、これまでに何度も傷ついて、どうにもならなかった経験が重なってきたからなのかもしれません。

 

たしかに、自分の力では変えられなかったこともある、
一生懸命がんばったのに、報われなかったこともあるはずです。

 

でも、そのたびに「どうせ無理」と心を閉じてしまうと、気づかないうちに自分の人生のハンドルを他人や環境に預けてしまうことになります。

そして本当は、「こうなりたい」「こうしたかった」という思いまで、自分の手から離れていってしまうのです。

 

《行動のヒント》

全部を変えようとしなくても大丈夫です。
「今、自分にできる小さなことはなんだろう?」と、自分に問いかけてみてください。

 

ほんの少しでも、自分の意思で選ぶ瞬間を持つこと。
それが、人生の主導権を自分に取り戻す一歩になります。

 

5)「私って何者か?」がわからない】

「何がしたいのか分からない」
「どの道が自分に合っているのか見えない」

 

そんなふうに感じているとき、どんな選択肢を前にしても、なかなか決められないものです。なぜなら、“自分”という軸がはっきりしないままだと、何を選んでもどこかで不安がつきまとうからです。

 

でもそれは、意志が弱いからではありません。
これまでずっと周りに合わせて生きてきた分、「私はどうしたいのか?」に目を向ける時間が少なかっただけ。

 

ですからまずは、自分にこう問いかけてみてください。
「私は、何が好きで、何が嫌だったかな?」
「どんなときに嬉しかった? どんなときにモヤッとした?」

 

《行動のヒント》

“好き/嫌い”
“嬉しかった/嫌だった”

と感じた出来事を、それぞれ10個ずつ書き出してみてください。

 

正解を出す必要はありません。
ただ感じたことを言葉にしてみるだけで、ぼんやりしていた「自分の輪郭」が少しずつ見えてきます。

 

「わからない」から抜け出す第一歩は、
“考える”ことより、“感じたこと”に目を向けることから始まります。

 

6)過去の後悔が足を引っ張る

「あのとき、あんな選択しなければ…」
「また失敗したらどうしよう…」

 

そうやって、過去の出来事を何度も思い返しては、
自分を責め続けていませんか?

 

何かにチャレンジしようとしたときに、ふと頭に浮かぶのは、過去の失敗や、うまくいかなかった記憶。
そんな“痛みの記憶”が、今のあなたの行動にそっとブレーキをかけていることは少なくありません。

 

でも、あのときの自分は、あのときなりにちゃんと考えて、選んで、精一杯生きていたはずです。
うまくいかなかった結果だけを見て、「あのときの私はダメだった」と決めつけてしまうのはあまりにも厳しすぎます。

 

《行動のヒント》

「当時の私も、よくがんばってたよね」
そう自分に声をかけてあげてみてください。

 

たった一言でも、後悔の記憶が「失敗」から「経験」に変わるきっかけになります。

過去の上に人生を築くのではなく、過去から学んで「次はどうするか」を選べることこそが、今のあなたの強さです。

 

7)「誰かに頼りたい(依存)」が強すぎる

「自分で決めるのが不安」
「間違えたくないから、人の意見に従いたい」

 

そんなふうに感じることもありますよね。

大きな選択であればあるほど、「責任をとるのが怖い」という気持ちが出てきて当然です。

 

でも、気づかないうちにその感覚が習慣になってしまうと、少しずつ「自分で選ぶ力」が弱まってしまいます。

 

誰かの意見に合わせてばかりいると、
「これは本当に私が望んでいることなのか」がわからなくなっていきます。
そして、その違和感が積み重なると、どんどん自信をなくしてしまうのです。

 

《行動のヒント》

まずは、日常の中で小さなことから「自分で決める」練習をしてみましょう!

たとえば、
何を食べるか、どの服を着るか、何時に寝るかなど。

 

ほんの些細なことでいいんです。

「自分で決めて、自分で選んだ」という実感が、少しずつ、自分自身との信頼を取り戻すきっかけになります。

 

8)「どうせ変わらない」と諦めている

「どうせがんばってもムダ」
「何をやっても結局うまくいかない」

 

そう感じることが増えているとしたら、それはただネガティブだからではなく、
これまでに何度も期待して、傷ついてきた経験があるからかもしれません。

 

変わりたいと思っても、うまくいかなかった。
努力しても、報われなかった。
そんな過去の積み重ねが、心のどこかで「もう期待するのはやめよう」と言わせているのです。

 

でも、その “あきらめ” もまた、あなたなりに自分を守ってきた方法だったのだと思います。
だからこそ、無理に「前向きになろう」としなくても大丈夫。

 

《行動のヒント》

まずは、「もし、少しでも変われるとしたら?」と仮定で考えてみましょう!

実際に行動しなくてもかまいません。
想像するだけでも、“可能性のドア”が少し開いていく感覚を味わえることがあります。

 

諦めてきた時間が長かった人ほど、そのドアをもう一度開くには勇気がいります。
だからこそ、今のあなたの「そうかもしれない」という小さな意識の変化が、変わるための本当のスタートになるのです。

 

9)他人の期待に振り回されている

「嫌われたくない」
「相手を怒らせたくない」
「いい人でいたい」

 

そうやって、自分の気持ちを後回しにしてしまうと、気づいたら“他人の人生”を生きてしまいます。

 

気づけば、誰かの顔色をうかがって行動したり、本当は「ノー」と言いたいのに、笑顔で引き受けたり...。

 

そうやって長い時間を過ごしていると、
ふとしたときに「これって私が望んだことだったっけ…?」とわからなくなることがあります。

 

でも、それは“他人に振り回されている”のではなく、
「人の期待に応えなきゃ」とがんばってきた、あなたの優しさのあらわれでもあるんです。

 

ただ、本当の意味で満たされる人生は、
“誰かの期待通りに生きること”ではなく、
“自分の気持ちを大切にしながら選ぶこと”の先にあります。

 

《行動のヒント》

何かを決めるときに、たった一つの問いかけを自分にしてみてください。

「これは、本当に私の気持ち?」

 

その一歩が、自分自身の気持ちとつながり直す時間になります。
小さくても、その積み重ねが“他人の人生”ではなく、“自分の人生”を生きる力になっていきます。

 

変わるために必要なのは、「気づき」から始めること

ここまで読んでくださったあなたは、きっとどこかで「このままじゃイヤだ」と感じている人だと思います。

 

もし9つのうち、ひとつでも心に引っかかったものがあったなら、その“気づき”こそが変化の入り口ですよ。

 

全部を一度に変える必要はありません。
まずは、「これかもしれない」と思った壁にそっと目を向けて、できそうなことをひとつだけやってみませんか?

 

人生が大きく変わるのは、“ある日突然”ではありません。
ほんの小さな一歩を今日も踏み出せるかどうか、その積み重ねが未来を大きく変えていきます。

 

ペースは人それぞれですが、今感じているその気持ちを、どうか置き去りにしないで大切にしてくださいね。

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「こんな人生は嫌だ」「人生変えたい!」そう願いながらもなかなか人生を変えることができない人に、我慢をしない自分らしい人生を歩んで欲しい!その人生を精神面から支え変えていく「リスタートコーチmichiko」です。あなたが望む人生を今日からリスタートしていきましょう。

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