
変わりたいのに動けないのは「脳の仕組み」が関係しているから
変わりたいのになぜか動けない...
どうしても行動に移せない...
このままじゃダメだってわかっているのに...
新しいことに挑戦しようと思っても、やろうと決めたことを始めようとしても、なぜか気が重くなって、後回しにしてしまう。
「緊張するから」「気分が乗らない」「もう少し準備してから…」
そんな理由をつけて、行動を先延ばしにしてしまうことってありませんか?
そして結局、何もできないまま時間が過ぎて、
「また動けなかった…」と落ち込んでしまう。
そんな繰り返しに、焦りや自己嫌悪を感じることもあるかもしれません。
でも、もし今あなたが「変わりたいのに動けない」と感じているなら、それは決して意志が弱いからではありません。
実は、この「動けない」という状態にも理由がある のです。
動けない理由とは?
人間の脳は、本能的に変化を避けるようにできています。
頭では、「このままじゃダメだ」と思っているのに、いざ行動しようとすると無意識にブレーキがかかってしまう...。
そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
それは、決して意志が弱いからではなく、人間の脳の仕組みが関係しています。
これはホメオスタシス(恒常性)という働きで、今の状態を維持しようとする力が無意識に働いているからです。
たとえば、ずっと同じ場所で暮らしていると、新しい環境に飛び込むのが不安になったり、また慣れ親しんだ仕事は、それを手放すのが怖くなったりすることがあります。
これは、「今のままの方が安全だよ」という脳の防衛本能が働いているから。
つまり、変わる事が怖いのはあなただけでなく、誰にでもある自然な反応なのです。
・また同じ失敗を繰り返したらどうしよう...
・変われなかったら、今よりもっと自信をなくしそう...
・周りにどう思われるんだろう?
こんな風に考えてしまうと、行動にブレーキがかかってしまいますよね。
でも、それはあなただけではありません。 変化を前にすると、不安になったり後戻りしたくなるのは、脳が正常に働いている証拠でもあるのです。
行動にブレーキがかかるのは 真剣に向き合っている証拠
行動にブレーキがかかるのは 、あなたがダメだからではなく、それだけ真剣に今の自分と向き合っている証拠です。
「失敗したくない」と思うのは、それだけ自分にとって大切なことだから。
でも、もし変わることが怖くなったときは、こう自分に問いかけてみませんか?
「今の自分ができる、一番小さな一歩はなに?」
どんなに小さな一歩でも、それは「変わる」ための確実な一歩になります。
たとえば、
・できるかどうかではなく、やるかやらないかで考えてみる
→ 「うまくいくか分からない」と迷う前に、「とりあえずやってみる」と思考を変えてみる。
・今すぐ結果を出そうとせず、まずは慣れることを目標にする
→ 「1回で成功しなければいけない」と考えず、「やること自体に意味がある」と思ってみる。
・いきなり大きく変えなくていい。今できることを1ミリだけ変えてみる
→ 何かを始めるとき、「完璧にやらなければ」と思わず、小さくやってみる。
どんな形であれ、自分の中で「変化」を生み出せたら、それだけで一歩前進なんです!
"今ここ" の選択と決断が未来を創る
未来は、「今の選択と決断」が創っていきます。
過去の失敗は変えられません。ですが、そこから
「次はどうする?」
と未来に目を向けたとき、過去の経験はあなたの力になるのです!
あなたは、どんな未来を選びたいですか?
「怖い」気持ちを抱えたままでも、小さくても大丈夫。
その中でできることを選び続けたら、必ず未来は変わっていくんです。
だからこそ、今できる一歩を踏み出してみてくださいね。
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